英ＦＳＡは２００２年９月１日から養老保険と年金に関わる新たなルールを導入することを決定した。その内容は以下のとおりである。
目的：
養老保険と年金を解約したり契約したいと思っている消費者がshop around してよりよいものを買うための情報が十分与えられるようにすること。
具体的な内容：
・年金に関しては、金融機関は、リタイアー前の消費者に、現在契約している年金の提供会社とは別の保険会社から年金を買うことができるということを伝えるべきこと。
・養老保険に関しては、金融機関は、消費者が現在持っている養老保険を解約した場合の解約返戻金等を知りたいと思っている場合、現在の保険を中古保険市場で売買できるということを含む選択可能な情報提供をすべきこと。
消費者が必要な情報を入手できるよう、ＦＳＡはリタイアー前の消費者に送る保険会社のファクトシートを作成中である。あなたの年金━選ぶときがきていますは年金とは何か、どのような選択肢があるのか、どのようにshop around したらよいのか、選択のしかたによってどうリターンが変わってくるかをわかりやすい言葉で説明する内容になるだろう。
また２００３年からは、年金の比較表を利用できるようにする。
詳細はhttp://www.fsa.gov.uk/pubs/press/2002/044.html
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